番組審議

第143回番組審議会議事録
開催日時 令和7年3月21日
開催場所 東京都江戸川区南小岩7-13-6 キィノート池田ビル4階会議室
委員の出席 審議委員7名中 出席7名
出席委員 實方健(委員長)茨木真哉 似鳥幸枝 醍醐抄代子 金子泰範 渡辺弥生 山屋隆広
放送事業者 池田正孝 岩崎康宏
議題:番組の審議
審議内容
(抜粋)

檸檬色の五重奏 作品33
 
 「ゲストトークコーナー」から「1年め組。教えて?二本松の先生!」
  パーソナリティ:高橋理恵

・「緑内障」がテーマだったが、失明を恐れ、検査を躊躇する高齢者にとってタイミングの良い企画だった。
・コーナー名がおもしろく、全体的にわかりやすい解説だったが、原因についての説明がほしかった。
・区内で名の通った眼科医で、治療法などわかりやすい解説だった。患者に寄り添う眼科医であると感じた。
・名医による解説だったので聴きやすく、ためになる内容だった。
・番組の冒頭に医師や眼科医に聞くことをしっかりと伝えるべきだ。検査する年齢など具体的に示してほしかった。
・「白内障」ではトップクラスの名医の解説であることから、「白内障」と「緑内障」の違いを認識できた。
 「緑内障」については、不安が募るため、安心情報が欲しかった。
 

 

檸檬色の五重奏 作品33
 
 「ゲストトークコーナー」から「広島・長崎原爆被爆者の団体・江親会会長山本宏さんに聴く」
  パーソナリティ:市川洋子

・江戸川区内に被爆した方が多くいることに驚いた。会長の「被爆した話をしたくなかった」という言葉が胸に
 刺さった。後世に伝えるための活動と聞き、大切な話に感動し4回聴き直した。パーソナリティは落ち着いた
 口調で、的確に質問していた。図書館で貸し出している体験談のDVDを是非見てほしい。
・大変重いテーマの番組であった。区内に被爆者の会があったことに驚いた。
 ラジオで聴くことで、より悲惨さが伝わった。戦争の恐ろしさを伝えるためにも、今後もこのような番組は必要だ。
・胸に詰まる話だった。「原爆の体験談を話したくない」という言葉が心にしみた。「戦争について」
 今後も番組で取り上げていくことを期待したい。
・シリアスな内容だった。「伝えることに効力があるのか」と、もどかしく思う反面、伝えていかなければならないと
 感じた。パーソナリティーが心情に寄り添った口調で、感情的にならず、正義感も出さず、話を引き出していた。
・体験者の会長が、ラジオの音声だけでリアリティーを伝えることができる事に、素晴らしい方だと感じた。
 パーソナリティーに「深刻さ」がかけるように感じたが、全体的には良い番組だった。
・区内に100人を超えて被爆された方がいることに驚いた。体験談を修正することなく、まとまって聴けたことは
 素晴らしく、すごいものを聴いたと感じた。パーソナリティーは相槌が少なく、冷たい印象を持ったが、全体的に
 落ち着いて、感情移入しないことで、体験者の話が際立って、聴きやすかった。
・広島の原爆投下日のことは、広島で海軍勤務だった実父から聞かされて育ったので、番組は特別な思いで聴いた。
 語り継ぐことの大切さを感じる一方、語り継ぐことには、苦しみも生じる。パーソナリティーの対応については、
 語りつぐ方に余り寄り添って話をしないで、距離を置いた方が話しやすかったのではと思う。

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今後の番組制作の重要な資料とさせていただきます。